研修 / セミナーイノベーション創出のために最適な人材と組織とは？
VUCAマネジメント研究会 第2期会員募集説明会

11月24日に第一回の説明会を実施したところ、ゲストの高内氏が触れられた「パンデミック後の三つの未来観」の内容をもう少し詳しく聴きたいとのご要望を多数頂き、急遽その講演も入れて、以下のとおり追加の説明会を開催することと致しました。 VUCAマネジメントにご関心をお持ちの方だけでなく、VUCAによって生じる問題を減ずるための方法論として、「シナリオ・プランニング」の効用について知りたい方も、ぜひお誘いあわせの上、ご参加ください。

セッション１

VUCA時代を生き抜く「不確実性を受け入れる市場観察」

• 変化する市場環境の文脈を理解する＜動く未来地図＞の共有
  Strategic Business Insights, Inc. Vice President, Intelligence Evangelist 高内　章 氏

内容

中長期の事業戦略や研究開発戦略立案には、日常より高いVUCA対応が求められます。特に今般の新型コロナによるパンデミックが世界のビジネス環境を一変させてしまったなか、戦略立案者はさらに大きな不確実性の中で、その業務を遂行せざるを得ない状況に置かれています。パンデミックからの復興のありようによっては未来が全く異なった形で出現することは避けられず、全ての産業において未曽有の環境変化にも耐えられるVUCA対応が必要になっています。
このセッションでは、このような高い不確実性を含む環境下で戦略策定の業務にあたり、また戦略実行の安全性を高める市場観察を求められるイノベーション担当部門やその担当者のために、「シナリオを用いた未来観想定」と「動く未来地図を共有して行う市場観察」の二つの方法論を紹介しながら、VUCA耐性度の高い組織が持つべき「柔軟性の高い戦略的議論の在り方」を概観してまいります。
シナリオに関する説明の中では、シナリオ・プランニングの開発会社の一つとして知られるSBI社がパンデミック後のビジネス環境を描いた「三つのパラレルワールドのシナリオ」についてのお話も頂くことになっています。

セッション2

VUCA時代の事業リーダーの発掘と育成
ハラスメントフリーな職場づくりからイノベーションを！

• VUCA時代の事業リーダーの発掘と育成
  ハラスメントフリーな職場づくりからイノベーションを！
  (株)クオレ・シー・キューブ代表取締役会長　(株)総合コンサルティングオアシス社長 岡田 康子

内容

中長期の事業戦略や研究開発に関与する職場では、常にVUCA（変動性・不確実性・複雑性・曖昧性）の存在が問題になります。クオレ・シー・キューブでは、VUCAによって生じる不安の放置や、特定の未来観を背景にした戦略の押し付けが組織内の不協和音を生み、それがハラスメントに発展するケースが存在することに着目しておりました。企業研究の現場に存在するハラスメント問題は、せっかくの投資の効果を減ずるイノベーションの阻害要因としても認識されるべき、ガバナンス上の問題と捉えることもできます。クオレ・シー・キューブでは、こうした問題を企業成長を見据えたハラスメント対策として位置付け、パンデミック以前から「VUCAマネジメント研究会」を立ち上げ、問題解決を目指す企業の支援を始めました。
このセッションでは、第1期VUCAマネジメント研究会の成果をもとにVUCAマネジメントの重要性をお話ししたのち、このほど会員募集をいたします第2期VUCAマネジメント研究会の目論見について説明申し上げます。